INTERVIEW11

滝澤 幸一(ソル・エ・マーレ鍼灸整体治療院主宰)鍼灸学科/2005年卒業

#鍼灸師

筋膜リリースの第一人者として
患者さんを支える治療を追求

子どもの頃からサッカーが大好きだった私は、Jリーグのスポーツトレーナーになるという目標を掲げ、2002年、日本健康医療専門学校(ニッケン)に第一期生として入学しました。在籍中は、午前中は勉強。午後は整形外科でアルバイトという多忙な日々を送っていました。また、学びの中で先生方からアドバイスをいただき、「トリガーポイント」を自分の治療テーマとして研究することに決めました。無事に国家試験に合格し、2005年ニッケンを卒業した後は治療院に務めながら、スポーツトレーナーとして仕事をしていました。

2012年、地元横浜市で「ソル・エ・マーレ鍼灸整体治療院」を開業。
ソル・エ・マーレ治療院は、日本で唯一の筋膜リリース専門治療院です。私は、ニッケンの先生方からのアドバイスをきっかけに、トリガーポイントや筋膜リリースの勉強をスタート。知識や技術を習得し筋膜リリースの先駆者として、10年間で約1万5,000人の患者さんを治療してきました。また、アスリートのサポートや、書籍の執筆・監修、雑誌等メディアの取材など、ありがたいことに非常に忙しい毎日を送っています。トリガーポイントを学び、そこから筋膜リリースに発展して研究・実践したことで、現在の私があると思っています。プロの治療家として、どんな道を歩むのかーという、非常に重要な部分において、私は先生方からのご指導、アドバイスに大きな恩恵を受けたと思っています。よき師との出会いが、運命を変えたといっても過言ではありません。

スポーツトレーナーや鍼灸師は、人のためになる仕事。とてもやりがいのある仕事だといえるでしょう。現在は、人間の身体や治療に関する情報は常にアップデートされ、技術も進歩しています。国家資格を取得してプロになった後も、この道を歩み続けるならば、勉強は一生続きます。この分野を目指す皆さんには、その覚悟を胸に第一歩を踏み出してほしいと思っています。

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