INTERVIEW20

冨澤 和貴(とみざわ鍼灸・接骨院 院長)鍼灸学科/2009年卒業
柔道整復師学科/2012年卒業

#鍼灸師

#柔道整復師

最新の知識・技術を活用し
スポーツ外傷を治したい

小中高と野球少年だった私は、ケガのたびにお世話になっていた先生にあこがれ、治療家を目指すようになりました。高校卒業後、その接骨院で働きながら、日本健康医療専門学校(ニッケン)で学ぶことに。きつかったですね。毎日が睡魔との戦いでした。受験が近づくと、親身になった先生方から熱いご指導をいただきました。無事に国家試験も合格し、翌年度からは柔道整復学科に入学しました。W資格を取得し、3つの治療院でキャリアを積み、2016年、春日部市に「とみざわ鍼灸・接骨院」をオープンしました。夢に描いた通り、スポーツ外傷などに特化した治療院です。患者さんの中に、成長痛が治りづらい子どもが増えていることが気になって、勉強を進めたところ、インナーマッスルの重要性を認識。それをきっかけに、痛みのメカニズムを解明し、それを改善するための治療の流れを確立しました。従来の鍼灸やスポーツ外傷治療に加えて、羽田野式ハイボルト療法、インナーマッスルを鍛える「楽トレ」、AKA(関節運動学的アプローチ)による矯正などのプログラムによって、痛みのスパイラルを断ち、身体の根本的な改善を目指します。

現在は、自律神経についても研究中。人間の身体はとても奥深く、まだまだ勉強が必要です。開業して4年半が経ち、現在は2人のスタッフと共に診療を行っています。母校の野球部員やサッカ一部の子どもたち、スポーツ愛好家などの患者さんが多いせいか、院内には元気で明るい声が響いています。できるだけ早くケガを治し、リハビリやトレーニングでパフォーマンスを上げるようにサポートしています。卒業して9年が経ちますが、今でもニッケンの授業で学んだこと、先生の言葉などを思い出すことは少なくありません。仕事と勉強の両立は厳しかったけれど、十分にそれだけの価値があったと思っています。

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