鍼灸ブログ
ニッケンの鍼灸学科では、国家資格取得のためのカリキュラムのほかに、「美容・スポーツ・伝統・研究」の4つの分野でさらに深い知識と技術を学べるαゼミが開講しています。
美容鍼灸ゼミでは、毎回、本校の卒業生が現場で実際に使っている「生きた施術」を学生に指導。貴重な学びの場となっています。
今回の特別講師は、10期の卒業生 筒井すずか先生。
バレエをはじめとしたさまざまなダンサーやプロスポーツ選手、モデル、俳優などのケアやサポートを経験し、現在はつばめフィジカル鍼灸治療院の院長を務め、舞台トレーナーとしてミュージカルや演劇、ライブなどの出演者をサポートしています。
舞台やライブでのパフォーマンスを支えるアーティストトレーナーとして活躍する筒井先生から、今回は通常の美容鍼灸ではなく、美容鍼灸の技術を応用した「喉・呼吸筋へのケア方法」を教えていただきました。
咬筋や頬骨筋、顎の筋肉にアプローチすることで顎関節や舌の可動域を広げ、発声時の負担を減らすことができるのだそうです。
発声や呼吸は、舞台関係者だけでなく、声を使う仕事全般にとって重要な要素。
鍼灸の技術を応用し、美容の枠を超えたパフォーマンスの向上にまでつなげることができるという新たな可能性に、学生たちも目を輝かせていました。
今後もニッケンでは、実践的で魅力あるαゼミを通して、学生一人ひとりが自分の興味や強みに気づき、未来の鍼灸師としての道を切り開いていけるようサポートしていきます!