鍼灸ブログ
6月5日(木)、鍼灸学科1年生を対象に、鍼のトップメーカーであるセイリン株式会社による「安全な鍼の取り扱い方講座」が開催されました。
この講座では、鍼の折損などの事故を未然に防ぐために、鍼の構造や強度、取り扱い時の注意点について詳しく解説していただきました。
特に、鍼は「ねじりの動作」に弱いという特性があることから、実習では実際に力を加えて鍼をねじ切る体験を通じて、鍼の物理的な限界を体感しました。
また、鍼を刺入する際の適切な深さを確認するなどして事故を防ぐための安全な取り扱い方を学びました。
すでに対人での刺鍼練習を始めている1年生にとって、安全に鍼を扱うことの重要性を再確認する機会となりました。
使い慣れてきた今こそ、基本に立ち返る大切さを感じたのではないでしょうか。
今後、安全な施術を提供できる鍼灸師となるためにも、日々の技術練習に加え、安全管理の知識と意識を高めることが重要であることを改めて学ぶ、非常に有意義な特別授業となりました。