オーキャン・イベントレポート
6月8日(日)、スポーツトレーナーを目指す方を対象とした特別オープンキャンパスを開催しました。
今回お迎えした特別講師は、大谷翔平選手やダルビッシュ有選手をはじめ数々のトップアスリートを支えた実績を持つ名トレーナー、白水直樹氏。
現場の最前線で活躍してきた経験をもとに、スポーツトレーナーの仕事内容や求められる心構えと知識、そして信頼される存在になるための秘訣を、高校生の皆さんに向けて講演していただきました。
講演では、生理学や解剖学、運動学といった基礎医学の重要性が語られ、これらの知識を選手に「説得力をもって伝える力」がトレーナーに求められることが強調されました。
また、柔道整復師・鍼灸師などの医療系国家資格を持っていると、練習後のケアや施術などを通してより長く密なサポートをすることによって、選手と信頼関係を築くことができると紹介されました。
そして講演の最後には、ストレッチやスクワットの動作を実践し、直接アドバイスをもらえる体験型のセッションもおこなわれました。
参加した高校生からは、「トレーニングをする際には、正しいスクワットのやり方を意識してみようと思った」「一流のトレーナーから話を聞けて将来のために参考になった」などの声が寄せられました。
さらに、本校の鍼灸学科で開講している「スポーツ鍼灸ゼミ」では、白水トレーナーが一部講義を担当しており、在校生は継続的に一流の現場知識に触れることができます。
ニッケンでは、授業やゼミ、附帯教育などで現場で活躍するプロフェッショナルから直接学べる機会を提供し、スポーツトレーナーや医療人を志す皆さんを全力でサポートしていきます。