鍼灸ブログ
今年も学生から大人気のスポーツ鍼灸ゼミが開講しています。
現在は鍼灸学科で長年講師を務めてくださっている町田先生から、どんなスポーツでも基本の姿勢となる「パワーポジション」を取りやすくするためのコンディショニングを学んでいます。
「パワーポジション」とは、あらゆる競技で基礎となる重要な身体の構えで、いつでもどの方向にも動き出せる待機姿勢のこと。
特にバスケットボールやサッカー、ラグビー、バレーボールなど、相手と接触したり瞬発的に動いたりするスポーツでは必須です。
このパワーポジションの姿勢が取れていると...
重心が低く踏ん張りやすい体勢なので、相手とぶつかったり急な方向転換をしたときに体勢を崩しにくくなります。
ジャンプ、ダッシュ、方向転換など、次の動作に素早く移ることができるので、相手の動きに反応して動くスピードが上がります。
膝や股関節を使って下半身の大きな筋肉から力を伝えられるため、強いシュート、タックル、ブロックなどの動作がしやすくなります。
このようにパワーポジションが取れていると、力を伝えやすくなることでパフォーマンスが上がったり、関節に余計な負担をかけずに動けるためケガの予防にもつながるのです。
町田先生からは、股関節まわりの筋肉にアプローチをして踏ん張りやすいようにするコンディショニングや、
足首の柔軟性を高めるアプローチなどさまざまな方法を学んでいます。
もともとスポーツに興味がある学生も多いので、スポーツ鍼灸ゼミは毎年大人気です。たくさん学んで将来に役立てましょう!